2010年05月26日

<普天間移設>辺野古埋め立ても 現行案に回帰(毎日新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で政府が検討している同県名護市辺野古周辺への移設案に、鳩山由紀夫首相が「自然への冒涜(ぼうとく)」と否定してきた埋め立て方式が含まれていることが分かった。鳩山政権は日米政府が06年に合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立て案を見直す方向で米側や地元と交渉してきたが、米側の強い反発を受け、現行案へ回帰する姿勢を強めている。

 「環境にしっかりと配慮すること、米軍の運営などすべて両立する中で答えを見いだしたい」。鳩山首相は19日、移設案の検討に当たって環境に配慮する考えを改めて記者団に強調したうえで、自身がいったん否定した埋め立て方式については「埋め立てをむやみに行うということに対して発言した」と釈明。「環境配慮型」の埋め立てなら容認する方向へ軌道修正した。

 政府はこれまで環境への影響が少ない工法としてくい打ち桟橋(QIP)方式の採用を米側に打診し、テロ攻撃を受けやすいなど安全面の理由で米側から難色を示されていた。そこで浮上したのが、乱開発などで海に流れ込んだ土砂がもとになったヘドロを埋め立てに使う方式だ。周辺に水路を造ってサンゴや藻場を育成する一方、ヘドロで汚染された海が再生できる「環境配慮型」として羽田空港や中部国際空港の埋め立てにも採用されており、「鳩山首相自ら関心を寄せている」(政府関係者)という。

 検討案の中には現行案より数百メートル沖の浅瀬埋め立て案も含まれるが、現在実施中の環境影響評価(アセスメント)のやり直しが必要なため、修正は現行アセスの範囲内にとどめるよう主張する米側の反発が予想される。このほか、滑走路2本をV字形に建設する現行案を滑走路1本に変更して南側にずらし、くい打ちと埋め立てを組み合わせる案などが検討されている。

 鳩山首相の目指す「5月末決着」の時点では工法は確定させず、6月以降も協議を続ける見通し。しかし、「県内移設」の政府方針を批判している地元や社民党は、埋め立て案に回帰しようとしていることに一層、反発を強めている。

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は19日の記者会見で「よもやこの内閣が自然への冒涜はしないと確信している」とけん制。政府方針については「きちんと閣議決定、閣議了解をすべきだ」と、閣僚の署名がいらない「首相発言」を模索する動きをけん制。同党の山内徳信参院議員は同日の党参院議員総会で「沖縄県民を中心とした戦後最大のレジスタンス(抵抗運動)に遭う」と警告した。【西田進一郎、野口武則】

【関連ニュース】
普天間:対処方針巡り、政府・与党内での綱引きが激化
普天間:政府、沖縄県に鳩山首相の再訪問予定を伝える
普天間:防衛相と米大使が会談 早期合意目指すことで一致
普天間移設:「閣議了解応じず」首相に伝達 福島担当相
普天間移設:米、「現アセス範囲内で」 辺野古浅瀬困難に

<代替フロン>中国から大量排出 研究チーム分析(毎日新聞)
過労死で「日本海庄や」に7800万円賠償命令 休日など対策なし(産経新聞)
<口蹄疫>国の支援を緊急要望 九州各県議会議長会(毎日新聞)
「わしら農家に国が死ねと…」殺処分不満と不安(読売新聞)
価格カルテル、住友電工などに課徴金160億(読売新聞)
posted by 7xdziwcuzo at 17:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。